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宅建試験に挑戦No8

 

 

 

【問 8 】 A、B及びCがそれぞれ3 分の1 の持分の割合で甲土地を共有している場合に関
する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、誤っているものはどれか。なお、甲土地
を分割しない旨の契約は存在しないものとする。

1  甲土地につき無権利のDが、自己への虚偽の所有権移転登記をした場合には、Aは、単独
で、Dに対し、その所有権移転登記の抹消を求めることができる。
2 Aが甲土地についての自己の持分を放棄した場合には、その持分は国庫に帰属する。
3 Aが死亡し、E及びFが相続した場合には、B及びCは、Aの遺産についての遺産分割が
される前であっても、E及びFに対して共有物分割の訴えを提起することができる。
4 AがB及びCに無断で甲土地を占有している場合であっても、Bは、Aに対し、当然には
自己に甲土地を明け渡すように求めることができない。

 

 

 

解答(2)